神戸市文化財情報

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若王子神社本殿

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 無動寺の境内の西側、一段高い所に鎮座する神社です。明治初年までは無動寺の鎮守社で、若王子権現と呼ばれていましたが、神仏分離令によって、無動寺から分離しました。 社殿は、永仁5年(1297)橘長綱の建立によるもので、応永5年(1408)に橘光綱が新たに建築したと考えられます。  三間社流造の小さな社殿ですが、屋根には竪板葺を残し、手挾の彫刻も精巧です。覆屋内にあることから、保存状態も良く、当時の特徴をよく伝え、室町前期の建築技法を知る上で貴重な社殿です。  福地は、無動寺を中心に神仏習合の姿をよく残し、若王子神社の宮守の交代に関わる行事は、六條八幡神社と無動寺の双方で執り行います。

年代

室町前期

種類

建造物

文化財種別

有形文化財

指定区分

国指定重要文化財

関連リンク

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/156775

アクセス

神戸電鉄有馬線「箕谷」駅から神戸市営バス「福地」バス停下車、北東へ約14分

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